たぶん初めは小さな思い付き。
ちょっとずつ夢を重ねて
10年たったら
こんなお店になっていました。 

2007年12月22日土曜日

店舗決定!!!

き、決まりましたっっ!!
ついに実店舗が出来ることになりますっ!
年明けから内装とか具体的な動きに入り、なるべく最速で開店に漕ぎつけようと思います!

「!!!」ばっかりですが、まさかこの年の瀬にこういうことになろうとは思ってもみず、
でも今しかない、ついにそのときが来た、という瞬間が突然やって来て・・・、とほんとに頭の中はそんな感じなんです。

場所は盛岡市は中央通3丁目、観光スポットでもある「啄木新婚の家」からすぐ近くです。
すぐ近くのバス停も「啄木新婚の家前」だったと思います。
便利な場所ですが、住宅地の中で、裏通りが好きな人にはツボかもしれません。

はじめは自家焙煎のコーヒー豆と陶器の販売からスタート。
試飲も出来る予定です。
イベント的にフードメニューもお目見えするかも??
小さなお店ですが、楽しみです!
内装もおそらく手作りになると思います。
ガンバリマッス!

2007年12月17日月曜日

急げー!

うちの引越しもずんずん迫ってきましたが、店舗物件も急ぎを要する展開に。
裏通りとはいえ駅からも近い場所のそこそこの広さの、1Fの物件がありえない価格で出ていたのですが、なんと2月に入りたいと言う人がいると言うではないですか。
ところが私達のやりたいことを言うと気に入ってくれて、10日の猶予をくれたんです。それまでに結論を出せば優先したいって。
ところが、何せ破格なのでその後も入りたいと言う人があり。
相談すると、1週間で返事をくれれば、と言う。
1週間で返事をくれれば、入るのは春頃からだって構わない、と。
そうもいかないじゃないですか!!
さもなきゃ代わりに入る人がいるのにそうそう待たせるだなんて・・・。
でも、こちらはしっかりマネープランを立てなくちゃ、御破算だし。
とーっても安いので、平日はこのままアルバイトをし、土・日にだけオープンするとか。
それならスタート時は無理がない感じ。
ただ、大家さん的にはどうだろう?
本格的にやるとなると、設備費もそれなりにかかるんだよねえ・・・、裏通りなだけにいきなりは不安。
やりたい、やりたい、でも慎重に練らなきゃ、でも期限がある・・・!
てな具合。
とりあえず近々大家さんと相談です。

2007年12月14日金曜日

ひっこし

ずいぶん更新が滞ってしまいました。
実はこの年の瀬、忙しい最中ですが引越しをすることになりました。
以前から考えてはいたのですが、
こういうのって物件との出会いだったりするわけで。
クリスマスの翌日には引越しなので、
クリスマスまで後何日のカウントダウンをしながら、
ついプラス1で引越しまでも数えてしまいます。

で。
そんなにバタバタしているというのに
急に店舗候補物件が浮上しています。
こちらもまた出会いなんですけど、
それにしてもタイミングって・・・。

大きな波は最後まで打ち寄せてくるようです。
(ばたばたと言ってもまさか2倍速で動けるわけでもなし、実は案外いつも通りにしていますけど、ネ)

2007年11月17日土曜日

ブレンドの名前

新しいブレンド、名前はどうしようか・・・、なんて話していて、
結局「えんじゅ」に決まりました。
今回はすんなり。
「えんじゅ」というのは木の名前です。
漢字だと槐、木辺に鬼。
とても硬い木。
でもきれいな花が咲く。
苦味と香りのバランスが、なんだかこの木にぴったりな気がしたんです。

ほかにも理由があって。
実は旦那が大学生時代に下宿していたのが「槐荘」。
もう無いその跡地には新しいマンションが建ち、
写真と思い出の中にあるばかり。

初めてのブレンドに、その思い出をのせました。

ちなみに私の陶工房は「やまぼうし」。
こちらもたまたま木の名前です。
全然木に詳しくは無いのですが、
気がつけば人生の節目にこれらの木が寄り添ってくれていました。
いつか、オリジナルブレンド「やまぼうし」も(私から)発注しよっかな~。

2007年11月16日金曜日

ブレンド?

初の試作ブレンドを頂きました。
味のバランスは少々苦め。
それでいて香りは奥深く楽しめます。
ニガ系が好みながらただただ苦いのでは物足りない私としては結構うれしいバランスです。
少量焙煎の手編焙煎なわけですが、
ブレンドなので、少しはばらつきが抑えられるんじゃないでしょうか。。。

もうすぐショップペ-ジにもお目見えしますよ!

2007年11月15日木曜日

早くもクリスマス気分


クリスマスに向けて、ショップページには煙出し人形をUPしました。

煙出し人形とは、いってみればお香立てなのですが、
お香の煙が人形の中を通って
口からたばこの煙の様に出てきたり・・・という代物。
夢がありますが・・・。

作るのは(私の腕のせい?)非常に大変でした。

大体完全にお香が燃える様にするのがまず第一の関門で。
うまく空気が流れないと煙がこもって消えちゃうんです。
吸気と排気のバランスで。
で、下手をすれば口から出ないでおしりの方から煙が出ちゃったりする。
部屋中お香をモクモクさせながら、
消えるか消えないかを粘土がナマの状態でチェックするわけです。
ちょっとしたバランス、ほんのちょっとの穴の大きさや内部の削り具合で
流れが変わる・・・。
ずいぶん窯の構造の勉強になりました(笑)

で、良し、となって焼くんですけど、
粘土って焼成時に歪むんですよね・・・。
ナマの状態では良かったものも、
いざ窯から出してお香をいれると・・・消える・・・。
なるほど陶製の煙出し人形が世の中にないわけです。


そんなわけで、今回ご紹介しているのはそんな苦難を乗り越えた精鋭たち!
ちゃんと燃えることはチェック済みです。
今度は苦もなく楽しんでいただけますよ~!

2007年11月4日日曜日

カフェオレボウル

やっと!
ショップページにうつわが仲間入りしました!!
特集に合わせてカフェオレボウルが6個。

上の画像は非売品、というか我が家用のカフェオレボウル。
さっそく飲んでます♪
たっぷりのカフェオレにおいしいパンがあったら、
とびきりの朝ご飯になりそう・・・。
そう思わせるくらいに
カフェオレボウルで飲むカフェオレは満足感があります。

一つ一つの容量は大体同じですが、
形は特にこだわらず自由にひいたので、
それぞれが個性的です。
我が家でも旦那と二人、互いに相手のボウルが気になってしょうがなかったり(笑)
とりかえっこして楽しみましょう。

ちなみに、抹茶茶碗としてももちろん、小どんぶりとしても適当な大きさです。

2007年10月30日火曜日

ショップページのリニューアル中です

ただ今ショップページのデザイン・内容をリニューアル中です。
作りたい形はとうに出来ているのだけれど、それを形にするのはなかなか大変!
数年前まではHTMLの知識くらいでよかったし、それもビルダーなんかでワープロ感覚だったのが、
今回はCSSなんていうのが(HTMLだけだと煩雑になるのをシンプルで軽く、しかもメンテナンスしやすいように、とは言うけど)新たに加わり、ここを避けては通れない!

かと思いきや、しかも「おちゃのこ仕様」では、ベースとなるテンプレートがあって、その中のちょっとした変更しか出来ず、フルで組みなおすことが出来ないのでかえってややこしかったり。

ゼロからはじめるショップ作りですので、
まだまだ完全版までの道のりは長く険しいのですが、
その間もこれまでどおりにお買い物も出来ますので、
どうぞ新しく変わったところを探しながら遊びにいらしてください。

もうすぐ器の販売も開始しますよ!

2007年10月27日土曜日

コーヒーミルククレイジー

フリッパーズギターが好きだったんです。
今もどうかといえば、年齢的に厳しいものを感じるのですが、やっぱり可愛いよね、とは思う。
別にオリーブ少女だったわけではないんですけどっ。
まあ、そういうのはさておき、フリッパーズの中にコーヒーミルククレイジーって曲があります。

『コーヒーミルク=カフェオレ=コーヒー牛乳』

同じなんだって言うのか、人によっては違うって言うのか・・・。
この辺微妙・・・。

曲は全部英語なんだけど、
♪コーヒーミルクがほんとにすきなんだ、なるったけ甘く、なるったけマイルドに・・・♪
みたいな歌詞です。

さて、わたしはといえば、実は牛乳があまり得意ではなく。
ところがコーヒーの苦味が加わるとこれがすっと飲める。
そんなわけで自分で作るとつい
 コーヒー:牛乳 = 8:2
なんていう極端な茶色い代物になってしまいます。
(私にとってはこれがベストなんだけど・・・)
で、砂糖も入れないで、出来ればキンキンに冷やして飲みたい。

けどまあ、一般的にはこの寒くなった秋に、
やっぱりやわらかであたたかでちょっぴり甘いカフェオレがおすすめです。
温かなコーヒーに合わせるミルクももちろん温めておいて。
ミルクを泡立てておけば、口当たりも更にマイルド。
専用のフォーマーじゃなくても、泡立て器でOKですよ!
もちろん甘さもお好みで・・・。
ただし!!
ニガ党の私がぜひ1つこれだけは、というのは豆の種類。
ミルクに合わせるコーヒーはぜひ苦いものにしてほしい!
これが酸味系のものだと、ミルクの甘さの後にいつまでも酸味が残ってしまったりする・・・。
今ショップのラインナップにあるものなら迷わず「マンデリン」がおすすめです♪

おだやかでやわらかなカフェオレは、私とは逆にコーヒーは苦手!という方でも飲めるのでは?

自分だけのカフェオレというのが、本当はあるのかもしれませんね。
コーヒーミルククレイジー討論会、やってみます?
銭湯のネタも一度はOKで(笑)

やっぱり足で探さないと・・・


実は私、ただ今アルバイトで空き地や古い建物なんかをチェックして歩いています。

もともと古い建物って大好きです(そういう仕事ではないのですが)。

町屋の保存に市民団体が動いたり、盛岡には味わい深い建物がまだまだ残っていますね。

まあ、見ようによっては危なくてぼろくてとても住めない、とも見えるんだろうけれど・・・。


でも、今どきの家に比べ、それらの家の個性的なこと!

建材のせいかなあ。

古さがそのまま味になっていて、ひょっとしたら元はこれほど個性的ではなかったのかもしれないのに、まるで人の顔のように、その場所の顔にすっかりなってしまっていて。

鉈屋町だけじゃないんですよ、実はあちこちの小路に残っています。

で、それらの道もまたせせこましくて、歩かなくちゃ出会えない景色がある。

街中のせまーい道を辿った所に、ぽっと古いうちと緑(おまけに井戸なんて!)が残っていたりするのを見つけると、これはもうファンタジーです。


木造のお宅も多い中、盛岡にはレンガ積みのお宅もまれに見かけます。

花巻や遠野で粘土が取れていたことが関係しているのかな?

こういうおうちは形もまたユニーク。

古びても、蔦だらけになっても魅力的です。


さて、仕事柄撮り集めた中から、お気に入りばかり(=超ボロイ家ばかり)を集めて不動産を数件まわりました。

みんなテイストは理解してくれたものの、そして頭をひねりながら「これなんか・・・」と紹介してくれたりしたものの、どうもぴんとこない。

その場所に行ってみるとその数件先のもっとぼろい家が気になったりする。

ここまでボロイ建物っていうのは、どうも物件としては出回らないらしい。


というわけで、やっぱり足で探して、直接交渉だねえ、なんてことを実感。

お客さんも立ち寄りやすい場所で、とか、いろいろ考えると結構絞られてくるけれど、お店の場所、一目ぼれ物件に直接アタックで見つけたいと思います!

2007年10月20日土曜日

仕分け作業

先日のことになりますが、旦那と工房に出向き、焼きあがった作品の仕分けをしてきました。
これは(未来の)お店用、これは販売分・・・、と。
1回目のうつわたちなので、半分はお店用になり、あまり販売用には回せませんが、
近々紹介もかねて数点ネットショッピングのページにもアップします。

陶器の魅力は育つところにもあります。
そんなわけで、出来立ての器というのはどうもあっさりと、どこか白いキャンバスのような印象です。
以前友人のところに行った湯呑みが、私が思ってもいなかったくらい見事に育っていました。
貫入も美しく、粉引の肌にほんのり色がさし・・・。

今回作ったシリーズは、珈琲の色を生かすことを前提に作ったので、
余計シンプルで、どんどん使うごとに魅力が増すのでは、と思います。
というわけで、我が家でも早速毎日使って早く変化が現れないかなあ・・・、なんて楽しんでます。
まあ、旦那はもっぱらぐいのみの変化を待っているようですけど。

2007年10月12日金曜日

豆って色々

珈琲豆ってよく見たことがありますか?挽いた豆ばかりだと余計豆の形ってわからないですよね。
購買者として豆を見るなら
 煎りムラはないか、
 焙煎度はどのくらいか、
 ハンドピックはちゃんとされているか、
 古く劣化していないか、
なんてところを見ればいい訳なんですけど、
実は豆って品種でかなーり違います。
「農産物」なんですねえ・・・。

現在ネットショップにラインナップしている豆では、なんといってもモカが小さい!
しかもモカってば不揃い。
正直不細工な豆だと思うんだけど、これが化けるんです!
美味しいものは手がかかるんだなあ。
対してマンデリンは大振りなんだけど、こちらは水分ムラが結構ある豆ということで、
これをクリアする焙煎テクニックがいる様(焙煎は旦那の専門なので、すごく客観的ですが)。
で、私の大好きなブラジル!(どこまでも個人的に、です)
こちらは丸っこくてかわいい、ひいき目なしに、ね。

そんなわけで、こういう豆による違いで、
焙煎の過程も変わってくることが、ちょっと理解していただけるでしょうか。
同じ豆でも、季節でも焙煎の進み具合は異なるので、そういった調整も必要だし。

やきものも同じなんですけど、
いいものの影には大変な努力がいり、それが他では味わえない楽しさにつながるんですよね。
しかも、それが人間だけの力で生み出せるものではなく、
自然の力を感じながら、というのが・・・、どうでしょう、結構共通点があるでしょう?

2007年10月6日土曜日

カフェイベントに向けて・・・

さて、食器は出来たし、カフェイベントのことも考えましょう!
イメージとしては、どこか古いおうちで、手作りの珈琲と器、そして出来ればちょっとした食べ物を添えて・・・なんてことを考えていました。
ここで気になるのが、保健所の許可。
早速聞きにいきましたよー。
イベント、ということで、いわゆる喫茶店開業に比べるとずっと楽な条件で開けそうです。
手洗いも、洗面所でいいし、調理もお菓子程度なら当日OK。
つまり、文化祭でやれるくらいのことはやれるみたい。
大変なのは、椅子やテーブルの準備、それに冷蔵設備かな?
後は、当日他の事をこなしながら出せるメニュー構成だったり、手編で用意できる豆の量だったり。
でも、当初予想していたよりは、あら、何とかなりそう!というのが感想。
ちょっと夢が膨らんできます。
少しは器の販売も、と考えていたので、何をどう出そうか、何てこともぼんやり考え中・・・。
ここでの集客・宣伝をとりあえずはネットの方にもつなげたいと考えていました。
さあて、どこで開こうかな?
しばらくのうちは、神出鬼没の(?)喫茶店なんていうのもおもしろくない?

2007年9月29日土曜日

食器出来ましたっ!

焼けましたよ~!!!!
上はプレートにシロップ入れ・ミルク入れ・シュガーポット(スプーンも入ってますよ!)


肝心要のカップだってこんな感じで出来てます。



これは上記の食器と同シリーズ。

ベージュっぽいプレーンなラインです。ほっこりとした雰囲気、伝わりますか?

ほかにもたくさん出来ましたよ~。

今回の釜焚きは苦労しただけに、きれいに溶けてくれて嬉しいったら。

うまくできたところで、次はカフェイベント、ですね?!

お店で使う分をよせて、あとは販売も考えています。

やっと、名実ともに「珈琲・うつわ」のわたなべになりました♪

2007年9月27日木曜日

宣伝

宣伝計画第1号!
はがき作りました。
懐かしいお友達や、お世話になった方々へ、
向こうはどうしているかな、なんて考えながら
おしらせ。
ネットなら、近いよね?

2007年9月25日火曜日

豆を売る毎日

知り合いの方々から、嬉しいことに豆の注文が入ってきています。
まだネットからの方はそもそも知られていないようなので、開拓を頑張らなくちゃいけません。
といいつつも、少量の手網焙煎なので、少しの注文にもバタバタしつつ対応しております。
そんな毎日に旦那の焙煎も、めきめき腕を上げています。
私もなるべく包装、発送、印刷物などでサポートを、と頑張ってました。
不慣れではありますが、思いを込めて。
今のところ、メールなど直接連絡をくだされば、ギフトの詰め合わせなどお好みに合わせた発送も出来ますので、何でもご相談ください。

窯を焚きました

やっと本焼きが済みました。
日曜日の朝からはじめ、順調に温度が上がっていたのが、1215℃まで上がったというのに、そこからはどうやっても温度が上がらず・・・。
燃料が足りないわけでも、総風量が足りないわけでも、抜けが良すぎるわけでもなく、何だろうと考えること2時間。
暗がりで煙突を見ると、長さを足すためにつっこんでいた波トタンが風で倒され傾いているではないですか!
赤熱しているトタンを棚板で叩いたらたまたま煙突の中にまた入ったものの、それでも温度は上がらず。
これはどうも筒がつぶれて空気が通らなくなっている、と苦渋の選択でいったんそこで火を止めることに。
翌日にまた今度は新しい波トタンに交換、さらに風対策で補強。
再度500℃からのスタート・・・。

いやはや、これまでも色々ありましたが、これまた飛んだハプニングでした。

窯出しは金曜日。
それまでは作品が自然にゆっくりさめるまで、期待と不安を抱えて待つことになります。

新しく試した釉薬の出来が気になるところです。

2007年9月21日金曜日

計画

徐々にHPの方もらしくなってきました。
まだまだやることはたくさんですが、ちょっと胸をなで下ろし、また別のこの先を考えています。

まずはもうすぐ本焼きなので、これが成功していたら、なのですが。
数日間どこかで、「コーヒーとうつわ」をメインにしたカフェイベントでも、と思っていました。
どこか民家を使ってもおもしろいだろうなあ・・・。

後は、旦那の乗っているカブにもネットショップの広告を貼り付けたり。

いろいろ、たくらんでおります。
おたのしみに!

国金へ

国民金融公庫の門を叩いてきました。
まだ相談です。
私たちは同じ事業として部門別(喫茶と陶器)で始めたいのですが、

a) 旦那が喫茶分を生活衛生の推薦をとって、プラス陶器部門も新規創業として申し込む
b)私がこれまで二年間続けている陶芸活動に、プラス喫茶もはじめると生活衛生の推薦をとり
  さらに陶器部門は女性支援枠で通す
c)旦那は喫茶部門を、私は陶器部門をそれぞれの枠でとる

という三種の方法が考えられるということがわかりました。
どちらか一方で通せば、その後の確定申告なんかで、例えば喫茶部門で私の作った食器を使ってもそこのやり取りは考えなくても良くなるところがいいのだけど、面倒なところはそれだけとも言えるので、
今のところ、c案で行こうと相談しています。

担当の人には割と興味を持ってもらえたようで好感触でした。

2007年9月11日火曜日

販売開始です!

ネットショップの方で、販売を開始しました!
これから、豆の種類や、コンテンツの充実、メルマガの発行・・・。
どんどん楽しめるページにしていきます。
応援よろしくお願いします!

2007年9月2日日曜日

難関

壁にぶつかっています。
というのも、どうも銀行からの借入が難しい、というか、無理。
だいたい、旦那が、独立準備の時間が取れないというのでこれまで9年間働いた喫茶店をこの間辞めてしまったので・・・。
一つの仕事を5年は続けないと借りられない。
かといって物件取得費を見込では得られない。
この分を公庫からなんていうのもまず無理。

なので。

物件を当初のうち賃貸にしてもらう交渉をしたり、
実際に公庫のほうにも確認したり、
あがくだけあがいて、
駄目なときにはもう一度考え直しということに。

賃貸物件を他にあたって、
主な事業内容はそのままこれまでの通りでいいとは思うので
ゼロに戻ったわけではないのですが。
ちょっと当初の地区ではなくなるかもしれません。

とりあえずはネットショップの完成を急ぎます!

2007年8月27日月曜日

ちびちび進んでいます。

ここのブログからリンクしているお店のHP・・・からさらにリンクで豆のショッピングページにとりあえずつないでおります。
まだ工事中でカートも動いていませんが、今必死でいじっておりますので、こうご期待!
旦那がコンロで約20分、銀杏煎りを振り続けてコーヒーを焼いてます。
私の個人的な素人感想ですが、うちの旦那のコーヒー、香りが強くて個性的です。
結構なにを焼いてもそういう傾向があるかも。
香りを楽しんでいただけるコーヒーかと思います。

実店舗のほうも、ぼちぼちパソコンいじっての計算ずくのシュミレーションも、工期日程もイメージできてきて、あとはさて、お金が借りられるかどうか、なわけですが、一度じゃ通らないんだろうなあ・・・。
組みなおしとか、変更とか。
でもまあ、そこのラインにはそろそろ、というところです。

あ、あと、やきものも進んでます。
今は釉薬をかけているところ。
結局焼きあがるまでは溶け過ぎ、溶け不足、変形・・・、と安心できないのだけど、それがまた、やきものというものでもあります。

2007年8月23日木曜日

HPが出来ました!

うちのお店のHPをつくりました。
右のリンクより辿ってみてください。
まだまだ工事中、変更も多いことかと思いますが、
セルフビルドなお店づくりを温かく見守ったいただけたら・・・、と思います。
今後、豆売りも考えていますので、乞うご期待!

2007年8月20日月曜日

店名決定!

ブログタイトルを変えました!
そうなんです、店名、これで決定です!
ロゴ等はこれからですが、結局単純なものに落ち着きました。
以前のひねくりだしてのは・・・忘れてくださいっ(汗)。
こんなに簡単なのになるのに、あれはなんだ、って自分でも思います。
でもねえ、この単純なのがなかなかでなかったんです。
ひらめいてしまえば、あっけない。
そういうわけで。
どうぞ、よろしくお願いします!!!

早速ネット販売に向け、開業届けをして、それにこのブログやネットショップもいよいよ公式に検索サイトにも登録・・・。
がんばります!

2007年8月19日日曜日

ネットショップ

ネットショップを立ち上げようという流れになってきました。
とりあえずはコーヒー豆から。
どうもコーヒー豆は腐らないので保健所の許認可はないようなのだけど、開業届けはしておかないと。
・・・って、また名前がここで問題になるんじゃん!!
うー、たかが名前、されど名前・・・。
人間同様、14日以内に決めるとしますか?

2007年8月16日木曜日

100超えました!

じみーに私の育児HPからくらいしかリンクしていないこの状況で、お盆休みをあけて戻ってみると100アクセス超えている!!!
いやあ・・・、身近な方々のおかげなんですよね、きっと。
感謝の気持ちでいっぱいなのと、早いとこちゃんとしたブログにしてちゃんと公開しようというちょっとした焦りとを感じております。

さて、お盆の期間中、お店を立ち上げてからはこうまとまって休みも取れなかろうと、ここぞとばかりに満喫してきました。
海にだって漬かってきましたとも(←およげない)!。
36℃の中のロングドライブもしましたとも(暑かったですね~)!
花火も見たし、お墓参りもしたし。

そして、ちょっと本を読んだりして、思ったことを要約すれば、
「退屈を何より怖がる現代人に、そのゆったりとした時間を味わい・楽しむ事の出来る時間と場所を」
提供できれば、なによりだなあ、なんてことでした。
どんなメニューよりも。

さて、実はだんなのお父さん、農家なのですが、お米のほかにも最近力を入れているのが「自然薯」。
で、蕎麦が好きだったりするので、自然薯入りの蕎麦も開発中。
すりおろしの自然薯と一緒に頂くと、これがたまりません!
これも1日何食と限定はつけざるを得ないものの、メニューに加えようかという流れになっています。
自家焙煎のコーヒー・手作りのうつわ・岩手県産自然薯蕎麦!
じゅるじゅる・・・、私が毎日客席にいるかもしれません(って、だめ?)。

2007年8月8日水曜日

流行のって

予定が少々狂って、ちょっとした空き時間ができました。
そんなわけで久しぶりに本屋で立ち読み・・・。
インテリア関係のコーナーを覗けば、たちまち今時のお店作りの流行がわかる。
いわゆる一粒で二度おいしいという、私たちが作ろうとしている形も”旬”。
中古物件をリフォームしてというのも”旬”。
やろうとしていることはなかなか流行にのっている模様。
おまけにそんな雑誌に乗っているオーナーもたいがい同世代だったりして。

 へぇ~。

でも、確かに素敵ね、とは思うけど、多分ちょっと違った形になります。
例えば、流行りのポイントなら白い壁、木の床、麻素材、築30年、チープで手作りで。なんてポイントがある感じだけど、どう考えても私たち、そんなにシンプルなオシャレ具合にはついていけないし。
わたなべ家はわたなべ家、ということで。
どっちかというと、もう少し重たく、もう少し生活感のある感じかなあ。

素焼き終わりました

無事素焼きが終わりました。
ちゃんと傘立ても入りましたよ!
いやー、デカイし、入れるのは一苦労でしたけど・・・。
ここんとこのガソリン高騰もありますが、わが工房の灯油窯の灯油代だって大変です。
当初の約2倍(弱)です!
というわけで、かなり省エネを意識しつつの窯焚き。
抑える所は抑え、ぐっと加熱するところは一気に焚き。
おそらくこの燃料費が上がっている中、700円くらいは下げられたのでは(全体で素焼き1回で8千円くらいなのですけど)?!
爆発音もなく、釉薬も準備完了、後は今月末の本焼きが勝負です。
どうぞ、お店にぴったりのカップたちが焼けますように・・・。

2007年8月5日日曜日

計画書の作成

開業計画を何度も練り直しています。

豆売りは宅配がいいんじゃないかという第1案に対し、実際に近隣の飲食店の人の入りや、面している道路の交通量を見て、それよりはむしろ、ドライブスルーじゃないけど、そのくらい簡単に表からも豆を買えるのがわかって、簡単に(中に入らずとも)買うことが出来るようにしてみたら、旦那一人で店の切り盛りを主にするとして、時間的にも余裕が出来るし、店をその分開けていられていいかもしれないと考えてみたり。
その度、店の回転数やら、豆売りの単価、販売数をいじり。
そりゃああくまで計画に過ぎず、その一部は計画より落ち、また一部はそれよりアップするかも知れず、なわけなんです。
とはいえ、何より自分たちのためにここはもう、実際に1日を通して店の動きが想像できるくらいにイメージしていかないと、落ち着かない。
それにそこまでイメージできれば、実際との誤差にもより前向きに対応策が取れるってもんです。

今日は光熱費の計算。
大体お店の広さ、入る人数なんかが決まってくると、それに必要な設備の規模も決まり、そうすると、その大体のアンペア数なんかも決まってくるわけで、それらを細かく出して、基本料金を設定してみたり、その上で電気代を出してみたり。
照明なんかはすごく変わるところだと思うし、実際とは結構違ってしまうかもしれないけれど、一応。

不動産屋さんは、銀行に打診するのには大雑把でいいということだったのだけど、やっぱ、そうは行きません。というわけで、よく、事業計画をしっかり立てましょう、なんてあるけど、なんていうか・・・、やらずにはいられないんですけど?(ちなみに家計簿はつけたことがない。でも、製陶業としてはもちろんつけてますよ!)

わかりやすく、イラスト入り、4コマ漫画入りの計画書までやりたいくらいの気分。

2007年7月30日月曜日

大丈夫そうです

先日の内覧で気になっていた、2階部分のロフト。
その分1階は半吹き抜けになっていたものの、このままでは2階を住居として使いにくい!と心配していたのですが、そのまま下におろすことが出来、それは案外と簡単なようで、ちょっと安心。
店舗部分も、プロの目から見てもそれほどいじらなくても出来そうということで、予算のない身には朗報です。
ただ、設計士さんは、場所があまりに中心部から外れて奥まっているというのを心配されている模様。
たしかに、盛岡市の中心部からは「足をのば」さなければこない場所だし、何かのついでにも通らない。
でもね、この地区の人たちは頻繁に通る場所なので、ここいらの人2万人にまず愛される店を目指したい私たちにとっては、むしろ遠くの人には足をのばしてもらうので良いや、という気持ちもあって。
それにその近くの和食やさんに、平日のランチに寄ったら、そこそこ込み合っていたので、需要はあると見ています。(まあ、他に競合店がないというのもあるのだけど)
というので、私たちの中では徐々にこの物件に気持ちが傾いてきています。
とはいえ、後は銀行からお金が借りられるかどうか・・・、そのためにもしっかり調査をして、開業計画をたてなくては、ね!

2007年7月29日日曜日

第3の候補あらわる

お化け屋敷となりの物件の他にまたもう1件候補が登場。
こちらもまた幹線道路沿い。
もう2年ほど空き家になっているらしいのですが、なかなか持ち主がわからない・・・。
近所の人に聞き込みをしたのですが、みんなわからないみたいで。

古い地区の幹線道路沿いと、新しい地区の住宅街(スーパーの近く)との違い。
住居併用とそうでない場合の違い。

長い目で見てどちらがいいのか、どちらがやりたいお店の形に近いのか、客層は、自分たちの暮らしは・・・、とまあ、同じ地区内とはいえ、結構考えます。

一応どちらもお客さんは入りそうだけれど・・・。

新しい地区のほうは、その地区の人たちが日常的にみんな来る辺り。
幹線道路沿いなら、逆に他の地区からのお客さんの割合が増えると思う。

場所的には私は新しい地区のほうが、町に馴染んだ店として、落ち着いてやれそうで気に入っているのだけど、なにせこの前の内覧でいまいち店舗としても形が難しそうに感じたことが引っかかっていて、そこで幹線沿いの物件にも少し揺れる部分があり。
幹線沿いのほうは、最近よくある若い人たちのお店っぽくなるだろうなあ・・・。
それも悪くはないし、イメージしやすいのだけど、何より元来私はひねくれ者だ。
そんなわけでずばり言えば、一番先の物件のいじりにくいのを却って活かす様にして個性的に出来れば、というのが本音。
(とはいえ、平行して他の物件も考えていくんですけどね。)

ま、候補が3つも出てきて、それらしくなってきたんじゃないでしょうか。

2007年7月25日水曜日

お化け屋敷

新たにM地区で今度は幹線道路沿いの物件が出てきました。
こちらは100坪。
平屋の小さな古い家が建っていて、今は駐車場として利用されています。
住居部分は無理なので他に求めることになりますが、喫茶・豆売り・展示・工房は広さ的には取れるし、ボロいので、逆に自分たちでペンキを塗ったり、チープにかわいくも出来そう。
駐車スペースもばっちり!
が、不動産屋さん曰く、お隣が有名なお化け屋敷なのでした・・・。
ずばりただの空き家で、事件も事故もないそうです。
こういう情報、あれば不動産屋は言わなくてはいけないところなので、本当にそうなんだとお化け屋敷説は根拠のない都市伝説として・・・。
でもね、実際ギボアイコさんがテレビでなんとか言ってたりとか、興味本位の不法侵入が絶えないとか。
私も学生の頃寮の行事で強歩大会があり、そのコースでこの家の前を通って、みんな大騒ぎだったことを思い出し。
住む訳じゃないし、夜間は営業するつもりはないとはいえ、なんか面倒。
日当たりは良いし、便利な場所だし、なんとずばり今は300万だそうです。
家、土地込みです。
お化けは出ません。
過去にも何もありません。
ただしお化け屋敷として超有名です。
・・・誰か住んで伝説壊してみませんか?
(ただし、怪我も病気もまして死ぬことすら許されなさそうだ・・・。)
というわけで、今回の物件は保留。

2007年7月23日月曜日

内覧

以前あたっている物件があるとご紹介しましたが、昨日はその内覧に行ってきました。

まず第一の感想は、というと、正直「混乱」の一言です。

だって、間取り図と実際が違っていたんですもの!
2回にキッチンがあって、そこを広く使ってLDにすれば、と思っていたのに、なぜか気になる間取り図上の(ひろーい)納戸。
実際はこれがロフトになっていて、その分1階部分が半吹き抜けのように。
おかげで描いていた店舗図、および私たちの生活図は泡と消え。
いやあ、びっくり・・・。

とはいえ、場所や、広さに変わりは無く、車も3台は置けるようだし、どうやら価格的にもお買い得な模様。実は今のところあまり気にしていないものの材も良いらしい。

で、なんだか火が消えたように呆然としてしまった私と、なぜか逆に元気になっている旦那と。

どうもこの差は、吹き抜けを生かした開放的な空間にしたいのと、そんなのいらないというのとの差。

基本的には現在は玄関を真ん中にH状に建物が出来ていて、左側は洋風なのに対し、右はなんと茶室なので、造りがこまかくでこぼこ。
控えの間になる和室に、小さめの茶室、大き目の茶室、水屋といった具合。
これを私は活かしたいけれど、逆に旦那は板張りにしてワンフロアに、と考えている模様。

広さは十分だけど、左右に分かれている中で動線を組むのもやっかい。

もはやリフォームの匠を頼るよりないだろうか・・・。

なんか、店名といい、いまいち見えてこなくてモヤモヤしています。
(梅雨明けと一緒に晴れれば良いけど!)

店名模索中

コメントありがとうございます!
いろいろ考えているんですけど、「一応候補で」の枠をなかなか出ません。

コーヒー側のキーワードとしては
「豆」「焙煎」「香り」「薫る」など。
陶器側のキーワードとしては
「器」「火」「土」など。
共通のテーマとしては
 ・やわらかさ
 ・ぬくもり
 ・手 
 ・おだやか
 ・ゆとり
 ・自然体
なんて感じで考えたいと思っています。

二つを盛り込んでかつわかりやすく、短くというのは硬い頭では難しい!

今のところこちらで出てきて保留中の名前は・・・


「薫路」または「薫露」(くんろ)
「土香」(どこう)
「わぶ」(侘びる・和ぶより)
「路香」または「路考」(ろこう)

どれも頭に「珈琲と陶器の店」とか付けて。
一応ネットでのチェックは済んでいるのですが、どうも硬い気が・・・。
ホントはさらりとした名前にしたいんですけど。

どうやらもう少し頭をひねる・・・、というか、モヤモヤした案が熟成して出てくるのを待つことになりそうです。

2007年7月16日月曜日

店名

ええと、このブログの名前も、「わたなべ珈琲」となってますが、これは(仮)で。
というか、これも気に入っていたのだけど、そこそこ大きなところですでに似たお名前のところを発見したのでぼつです。
早いとこ別の名前考えなくっちゃ!

でも、子供の名前付けるとき・・・、いやユーザー名を決めるとき並みにこれが大変!
随分頭をひねっても、大概はサーチするとすでにある・・・。
まさか下に数字つけてごまかすってわけにもいかないしねえ。

一応コンセプトはがっちり固まっている。
テーマは「珈琲と陶器の融合」。
ああ、かっこいい。
で、陶器といえば=「和」で、侘び寂びや茶の湯にも通じる日本の岩手での珈琲を狙いたい。
ついでにどちらも農産物としてのコーヒー豆や、粘土など、土や大地の雰囲気も盛り込みたい。
焙煎や焼成ということで火のイメージも良いかも。
しかも短くて読みやすく呼びやすい。

そんなわけで、なかなか決まらないのです。
どうぞ何か良い案がありましたら、こっそり教えてください(必死!)。

2007年7月14日土曜日

気になる物件

今のところ気になっている物件が一つ。
(そうなんです、なかなかこれというのは出会えなくて、まだ1件です。)

住宅地にあるスーパーからワンブロック奥の二世帯住宅。
キッチンやお風呂、トイレがそれぞれ1・2階にあるので、1階は店舗、2階は居住スペースとしてそのまま使えそう。
和風の作りも趣があり、広さも喫茶スペース、焙煎スペース、展示スペースと考えたときに十分。
車も3台くらいなら止められそう。

メインの通りからは外れるものの、ちょうどいい感じ。

金額的にも、仮に店舗を借りて、住宅も賃貸で、と考えるとトントンくらいでそれなら・・・、とも。

思いっきり郊外の閑静な住宅地ですけど。
はじめは豆をその住宅地を中心に宅配して、なんてスタイルも良いかと思っています。

今はまだ人が住んでいるのですが、後日内覧の予約を入れており、楽しみです。

素人目にも、階段の位置やキッチンの向き、場所など「大丈夫かな?」というポイントはあるのですが、それも後日設計屋さんに確認してみようと思います。

傘立て


これが昨日作った傘立て。
散らかってますが(なにせもと牛舎なのです)、右に黄色い傘があるので、大きさがわかるでしょうか?
ちなみに奥のレンガが、窯です。
久しぶりの大物に楽しくなってどんどん大きくしそうだったのですが、よく考えると詰め口から入らなければ、焼けない!
というわけで、横幅はこれが精一杯でした・・・。
そのうちもっと大きいのも作ってみたいなあ・・・。
(窯から作らなきゃ駄目かなあ。)
うまく間に合えば、お店の入り口を飾ってくれるはずです。

2007年7月13日金曜日

わたし

まずは自己紹介を兼ねて私のこと。

わたしは陶器を作っています。
大きなものから小さなものまで。

そもそも作るのは何でも好きで、もし無限に時間があるのなら、
きっと何でもかんでも作らなくては気が済まなかっただろうと、
そうではない事にほっとするくらい。

だから粘土でも、
いろんなものを作ります。
食器、壺、人形、アクセサリー・・・。

粘土は、いろんな形になるけれど、
そこには必ず対話があって、
「粘土の固さ」だったり、「重さ」だったりを
問いかけながらではないとうまく形にはならなくて、
そこがたのしいところ。
土の味を生かし引き出せたら。
「作る」だけではない、コミュニケーションが魅力です。

もともと「陶工房 山ぼうし」として活動していますが、
今回はいよいよ家族の夢であった喫茶店「わたなべ珈琲」が
実際のものとして生まれるところであり、
いろいろなうねりに翻弄されながら
お店で使うための食器類をそろえているところです。

窯は今のところ年に2回焚いていて、
今回は食器類を、次回は追加分と大物を。
なんて思っていたのですが、
事によってはオープンが早まりそうなので、
昨日・今日と急いで1回目の窯焚きに間に合うよう
傘たてを作りました。

8月中には本焼きで仕上がる予定。

カップはシンプルで気持ちのゆったりする形のものと、
伸びやかにロクロ目をつけたもの
それに、青い草の香りを感じるような草文をつけた形をつくっています。
焼きさえうまく行ってくれればいいのだけど・・・。
こればかりは祈るばかりです。

表現したいことはたくさんあって。
毎年毎年、新作をお目にかけられれば、と楽しみです。

お店では、私の作った食器類で飲食していただけるほか、
様々な作品も展示販売する予定です。
いずれはそこでも工房を・・・、なんて夢もあります。
どうぞお楽しみに・・。

ことのはじまり

「わたなべ珈琲」
まだ架空のお店。

ある街角で、自家焙煎の珈琲と、手作りの陶器のカップでお待ちしております。

もともとこのかたちは
もう10年以上前に、私たち夫婦がまだ結婚していなかった頃から描いていたのだけれど。

そしてその年月
それぞれに歩を進め、
ずっと心に温めていたのだけど。

どういう展開か、今、その殻を破って現実のものに形作ることになりました。

次の春?
それとももう数ヵ月後?

どんなお店が出来るのか
見守っていただければ幸いです。