たぶん初めは小さな思い付き。
ちょっとずつ夢を重ねて
10年たったら
こんなお店になっていました。 

2007年7月30日月曜日

大丈夫そうです

先日の内覧で気になっていた、2階部分のロフト。
その分1階は半吹き抜けになっていたものの、このままでは2階を住居として使いにくい!と心配していたのですが、そのまま下におろすことが出来、それは案外と簡単なようで、ちょっと安心。
店舗部分も、プロの目から見てもそれほどいじらなくても出来そうということで、予算のない身には朗報です。
ただ、設計士さんは、場所があまりに中心部から外れて奥まっているというのを心配されている模様。
たしかに、盛岡市の中心部からは「足をのば」さなければこない場所だし、何かのついでにも通らない。
でもね、この地区の人たちは頻繁に通る場所なので、ここいらの人2万人にまず愛される店を目指したい私たちにとっては、むしろ遠くの人には足をのばしてもらうので良いや、という気持ちもあって。
それにその近くの和食やさんに、平日のランチに寄ったら、そこそこ込み合っていたので、需要はあると見ています。(まあ、他に競合店がないというのもあるのだけど)
というので、私たちの中では徐々にこの物件に気持ちが傾いてきています。
とはいえ、後は銀行からお金が借りられるかどうか・・・、そのためにもしっかり調査をして、開業計画をたてなくては、ね!

2007年7月29日日曜日

第3の候補あらわる

お化け屋敷となりの物件の他にまたもう1件候補が登場。
こちらもまた幹線道路沿い。
もう2年ほど空き家になっているらしいのですが、なかなか持ち主がわからない・・・。
近所の人に聞き込みをしたのですが、みんなわからないみたいで。

古い地区の幹線道路沿いと、新しい地区の住宅街(スーパーの近く)との違い。
住居併用とそうでない場合の違い。

長い目で見てどちらがいいのか、どちらがやりたいお店の形に近いのか、客層は、自分たちの暮らしは・・・、とまあ、同じ地区内とはいえ、結構考えます。

一応どちらもお客さんは入りそうだけれど・・・。

新しい地区のほうは、その地区の人たちが日常的にみんな来る辺り。
幹線道路沿いなら、逆に他の地区からのお客さんの割合が増えると思う。

場所的には私は新しい地区のほうが、町に馴染んだ店として、落ち着いてやれそうで気に入っているのだけど、なにせこの前の内覧でいまいち店舗としても形が難しそうに感じたことが引っかかっていて、そこで幹線沿いの物件にも少し揺れる部分があり。
幹線沿いのほうは、最近よくある若い人たちのお店っぽくなるだろうなあ・・・。
それも悪くはないし、イメージしやすいのだけど、何より元来私はひねくれ者だ。
そんなわけでずばり言えば、一番先の物件のいじりにくいのを却って活かす様にして個性的に出来れば、というのが本音。
(とはいえ、平行して他の物件も考えていくんですけどね。)

ま、候補が3つも出てきて、それらしくなってきたんじゃないでしょうか。

2007年7月25日水曜日

お化け屋敷

新たにM地区で今度は幹線道路沿いの物件が出てきました。
こちらは100坪。
平屋の小さな古い家が建っていて、今は駐車場として利用されています。
住居部分は無理なので他に求めることになりますが、喫茶・豆売り・展示・工房は広さ的には取れるし、ボロいので、逆に自分たちでペンキを塗ったり、チープにかわいくも出来そう。
駐車スペースもばっちり!
が、不動産屋さん曰く、お隣が有名なお化け屋敷なのでした・・・。
ずばりただの空き家で、事件も事故もないそうです。
こういう情報、あれば不動産屋は言わなくてはいけないところなので、本当にそうなんだとお化け屋敷説は根拠のない都市伝説として・・・。
でもね、実際ギボアイコさんがテレビでなんとか言ってたりとか、興味本位の不法侵入が絶えないとか。
私も学生の頃寮の行事で強歩大会があり、そのコースでこの家の前を通って、みんな大騒ぎだったことを思い出し。
住む訳じゃないし、夜間は営業するつもりはないとはいえ、なんか面倒。
日当たりは良いし、便利な場所だし、なんとずばり今は300万だそうです。
家、土地込みです。
お化けは出ません。
過去にも何もありません。
ただしお化け屋敷として超有名です。
・・・誰か住んで伝説壊してみませんか?
(ただし、怪我も病気もまして死ぬことすら許されなさそうだ・・・。)
というわけで、今回の物件は保留。

2007年7月23日月曜日

内覧

以前あたっている物件があるとご紹介しましたが、昨日はその内覧に行ってきました。

まず第一の感想は、というと、正直「混乱」の一言です。

だって、間取り図と実際が違っていたんですもの!
2回にキッチンがあって、そこを広く使ってLDにすれば、と思っていたのに、なぜか気になる間取り図上の(ひろーい)納戸。
実際はこれがロフトになっていて、その分1階部分が半吹き抜けのように。
おかげで描いていた店舗図、および私たちの生活図は泡と消え。
いやあ、びっくり・・・。

とはいえ、場所や、広さに変わりは無く、車も3台は置けるようだし、どうやら価格的にもお買い得な模様。実は今のところあまり気にしていないものの材も良いらしい。

で、なんだか火が消えたように呆然としてしまった私と、なぜか逆に元気になっている旦那と。

どうもこの差は、吹き抜けを生かした開放的な空間にしたいのと、そんなのいらないというのとの差。

基本的には現在は玄関を真ん中にH状に建物が出来ていて、左側は洋風なのに対し、右はなんと茶室なので、造りがこまかくでこぼこ。
控えの間になる和室に、小さめの茶室、大き目の茶室、水屋といった具合。
これを私は活かしたいけれど、逆に旦那は板張りにしてワンフロアに、と考えている模様。

広さは十分だけど、左右に分かれている中で動線を組むのもやっかい。

もはやリフォームの匠を頼るよりないだろうか・・・。

なんか、店名といい、いまいち見えてこなくてモヤモヤしています。
(梅雨明けと一緒に晴れれば良いけど!)

店名模索中

コメントありがとうございます!
いろいろ考えているんですけど、「一応候補で」の枠をなかなか出ません。

コーヒー側のキーワードとしては
「豆」「焙煎」「香り」「薫る」など。
陶器側のキーワードとしては
「器」「火」「土」など。
共通のテーマとしては
 ・やわらかさ
 ・ぬくもり
 ・手 
 ・おだやか
 ・ゆとり
 ・自然体
なんて感じで考えたいと思っています。

二つを盛り込んでかつわかりやすく、短くというのは硬い頭では難しい!

今のところこちらで出てきて保留中の名前は・・・


「薫路」または「薫露」(くんろ)
「土香」(どこう)
「わぶ」(侘びる・和ぶより)
「路香」または「路考」(ろこう)

どれも頭に「珈琲と陶器の店」とか付けて。
一応ネットでのチェックは済んでいるのですが、どうも硬い気が・・・。
ホントはさらりとした名前にしたいんですけど。

どうやらもう少し頭をひねる・・・、というか、モヤモヤした案が熟成して出てくるのを待つことになりそうです。

2007年7月16日月曜日

店名

ええと、このブログの名前も、「わたなべ珈琲」となってますが、これは(仮)で。
というか、これも気に入っていたのだけど、そこそこ大きなところですでに似たお名前のところを発見したのでぼつです。
早いとこ別の名前考えなくっちゃ!

でも、子供の名前付けるとき・・・、いやユーザー名を決めるとき並みにこれが大変!
随分頭をひねっても、大概はサーチするとすでにある・・・。
まさか下に数字つけてごまかすってわけにもいかないしねえ。

一応コンセプトはがっちり固まっている。
テーマは「珈琲と陶器の融合」。
ああ、かっこいい。
で、陶器といえば=「和」で、侘び寂びや茶の湯にも通じる日本の岩手での珈琲を狙いたい。
ついでにどちらも農産物としてのコーヒー豆や、粘土など、土や大地の雰囲気も盛り込みたい。
焙煎や焼成ということで火のイメージも良いかも。
しかも短くて読みやすく呼びやすい。

そんなわけで、なかなか決まらないのです。
どうぞ何か良い案がありましたら、こっそり教えてください(必死!)。

2007年7月14日土曜日

気になる物件

今のところ気になっている物件が一つ。
(そうなんです、なかなかこれというのは出会えなくて、まだ1件です。)

住宅地にあるスーパーからワンブロック奥の二世帯住宅。
キッチンやお風呂、トイレがそれぞれ1・2階にあるので、1階は店舗、2階は居住スペースとしてそのまま使えそう。
和風の作りも趣があり、広さも喫茶スペース、焙煎スペース、展示スペースと考えたときに十分。
車も3台くらいなら止められそう。

メインの通りからは外れるものの、ちょうどいい感じ。

金額的にも、仮に店舗を借りて、住宅も賃貸で、と考えるとトントンくらいでそれなら・・・、とも。

思いっきり郊外の閑静な住宅地ですけど。
はじめは豆をその住宅地を中心に宅配して、なんてスタイルも良いかと思っています。

今はまだ人が住んでいるのですが、後日内覧の予約を入れており、楽しみです。

素人目にも、階段の位置やキッチンの向き、場所など「大丈夫かな?」というポイントはあるのですが、それも後日設計屋さんに確認してみようと思います。

傘立て


これが昨日作った傘立て。
散らかってますが(なにせもと牛舎なのです)、右に黄色い傘があるので、大きさがわかるでしょうか?
ちなみに奥のレンガが、窯です。
久しぶりの大物に楽しくなってどんどん大きくしそうだったのですが、よく考えると詰め口から入らなければ、焼けない!
というわけで、横幅はこれが精一杯でした・・・。
そのうちもっと大きいのも作ってみたいなあ・・・。
(窯から作らなきゃ駄目かなあ。)
うまく間に合えば、お店の入り口を飾ってくれるはずです。

2007年7月13日金曜日

わたし

まずは自己紹介を兼ねて私のこと。

わたしは陶器を作っています。
大きなものから小さなものまで。

そもそも作るのは何でも好きで、もし無限に時間があるのなら、
きっと何でもかんでも作らなくては気が済まなかっただろうと、
そうではない事にほっとするくらい。

だから粘土でも、
いろんなものを作ります。
食器、壺、人形、アクセサリー・・・。

粘土は、いろんな形になるけれど、
そこには必ず対話があって、
「粘土の固さ」だったり、「重さ」だったりを
問いかけながらではないとうまく形にはならなくて、
そこがたのしいところ。
土の味を生かし引き出せたら。
「作る」だけではない、コミュニケーションが魅力です。

もともと「陶工房 山ぼうし」として活動していますが、
今回はいよいよ家族の夢であった喫茶店「わたなべ珈琲」が
実際のものとして生まれるところであり、
いろいろなうねりに翻弄されながら
お店で使うための食器類をそろえているところです。

窯は今のところ年に2回焚いていて、
今回は食器類を、次回は追加分と大物を。
なんて思っていたのですが、
事によってはオープンが早まりそうなので、
昨日・今日と急いで1回目の窯焚きに間に合うよう
傘たてを作りました。

8月中には本焼きで仕上がる予定。

カップはシンプルで気持ちのゆったりする形のものと、
伸びやかにロクロ目をつけたもの
それに、青い草の香りを感じるような草文をつけた形をつくっています。
焼きさえうまく行ってくれればいいのだけど・・・。
こればかりは祈るばかりです。

表現したいことはたくさんあって。
毎年毎年、新作をお目にかけられれば、と楽しみです。

お店では、私の作った食器類で飲食していただけるほか、
様々な作品も展示販売する予定です。
いずれはそこでも工房を・・・、なんて夢もあります。
どうぞお楽しみに・・。

ことのはじまり

「わたなべ珈琲」
まだ架空のお店。

ある街角で、自家焙煎の珈琲と、手作りの陶器のカップでお待ちしております。

もともとこのかたちは
もう10年以上前に、私たち夫婦がまだ結婚していなかった頃から描いていたのだけれど。

そしてその年月
それぞれに歩を進め、
ずっと心に温めていたのだけど。

どういう展開か、今、その殻を破って現実のものに形作ることになりました。

次の春?
それとももう数ヵ月後?

どんなお店が出来るのか
見守っていただければ幸いです。