たぶん初めは小さな思い付き。
ちょっとずつ夢を重ねて
10年たったら
こんなお店になっていました。 

2007年7月13日金曜日

わたし

まずは自己紹介を兼ねて私のこと。

わたしは陶器を作っています。
大きなものから小さなものまで。

そもそも作るのは何でも好きで、もし無限に時間があるのなら、
きっと何でもかんでも作らなくては気が済まなかっただろうと、
そうではない事にほっとするくらい。

だから粘土でも、
いろんなものを作ります。
食器、壺、人形、アクセサリー・・・。

粘土は、いろんな形になるけれど、
そこには必ず対話があって、
「粘土の固さ」だったり、「重さ」だったりを
問いかけながらではないとうまく形にはならなくて、
そこがたのしいところ。
土の味を生かし引き出せたら。
「作る」だけではない、コミュニケーションが魅力です。

もともと「陶工房 山ぼうし」として活動していますが、
今回はいよいよ家族の夢であった喫茶店「わたなべ珈琲」が
実際のものとして生まれるところであり、
いろいろなうねりに翻弄されながら
お店で使うための食器類をそろえているところです。

窯は今のところ年に2回焚いていて、
今回は食器類を、次回は追加分と大物を。
なんて思っていたのですが、
事によってはオープンが早まりそうなので、
昨日・今日と急いで1回目の窯焚きに間に合うよう
傘たてを作りました。

8月中には本焼きで仕上がる予定。

カップはシンプルで気持ちのゆったりする形のものと、
伸びやかにロクロ目をつけたもの
それに、青い草の香りを感じるような草文をつけた形をつくっています。
焼きさえうまく行ってくれればいいのだけど・・・。
こればかりは祈るばかりです。

表現したいことはたくさんあって。
毎年毎年、新作をお目にかけられれば、と楽しみです。

お店では、私の作った食器類で飲食していただけるほか、
様々な作品も展示販売する予定です。
いずれはそこでも工房を・・・、なんて夢もあります。
どうぞお楽しみに・・。

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