盛岡の県庁前の通りは街路樹トチの木が使われています。
今時期はその実が落ちて当たると痛いというので「トチの実注意」の看板があり。
ところでやきものの世界では
トチ渋というのを織部釉の酸化皮膜(ちょっと曇った感じ)を取るのに使います。
酸性なら塩酸だったり酢だったりでもいいらしいんだけど、
トチ渋ならその渋の着色もあって落ち着いた感じに仕上がるし、
天然素材なのが嬉しいところ。
どんぐりのへたを使う「トチ渋」の方が一般みたいだけど。
なんて、実はこれまで使ったことが無かったのですが、
今年は挑戦してみようとトチの実(の殻)をひろってきました。
実も可愛いんだけど、食べるまでにあくを抜くのはかなり大変そうなので断念。
いわゆるこれが正解、というようなトチ渋の作り方は知らないんですが、
もともと渋は強いようだし、なんとかなるでしょう・・・?
ひょっとして実の方が渋が強いのかなあ、とか
柿渋は柿の青いうちの方がタンニンが強いのでその時期取るというくらいだから
トチの実も青い方がよりいいのかなあ、とか。
いろいろ考えはするんですけど。
ともかくやってみます。
↑いつも結局やってみる派な私です☆
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