新しいブレンド、名前はどうしようか・・・、なんて話していて、
結局「えんじゅ」に決まりました。
今回はすんなり。
「えんじゅ」というのは木の名前です。
漢字だと槐、木辺に鬼。
とても硬い木。
でもきれいな花が咲く。
苦味と香りのバランスが、なんだかこの木にぴったりな気がしたんです。
ほかにも理由があって。
実は旦那が大学生時代に下宿していたのが「槐荘」。
もう無いその跡地には新しいマンションが建ち、
写真と思い出の中にあるばかり。
初めてのブレンドに、その思い出をのせました。
ちなみに私の陶工房は「やまぼうし」。
こちらもたまたま木の名前です。
全然木に詳しくは無いのですが、
気がつけば人生の節目にこれらの木が寄り添ってくれていました。
いつか、オリジナルブレンド「やまぼうし」も(私から)発注しよっかな~。
たぶん初めは小さな思い付き。
ちょっとずつ夢を重ねて
10年たったら
こんなお店になっていました。
ちょっとずつ夢を重ねて
10年たったら
こんなお店になっていました。
2007年11月17日土曜日
2007年11月16日金曜日
2007年11月15日木曜日
早くもクリスマス気分
クリスマスに向けて、ショップページには煙出し人形をUPしました。
煙出し人形とは、いってみればお香立てなのですが、
お香の煙が人形の中を通って
口からたばこの煙の様に出てきたり・・・という代物。
夢がありますが・・・。
作るのは(私の腕のせい?)非常に大変でした。
大体完全にお香が燃える様にするのがまず第一の関門で。
うまく空気が流れないと煙がこもって消えちゃうんです。
吸気と排気のバランスで。
で、下手をすれば口から出ないでおしりの方から煙が出ちゃったりする。
部屋中お香をモクモクさせながら、
消えるか消えないかを粘土がナマの状態でチェックするわけです。
ちょっとしたバランス、ほんのちょっとの穴の大きさや内部の削り具合で
流れが変わる・・・。
ずいぶん窯の構造の勉強になりました(笑)
で、良し、となって焼くんですけど、
粘土って焼成時に歪むんですよね・・・。
ナマの状態では良かったものも、
いざ窯から出してお香をいれると・・・消える・・・。
なるほど陶製の煙出し人形が世の中にないわけです。
そんなわけで、今回ご紹介しているのはそんな苦難を乗り越えた精鋭たち!
ちゃんと燃えることはチェック済みです。
今度は苦もなく楽しんでいただけますよ~!
2007年11月4日日曜日
カフェオレボウル
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